あるなしクイズについて 1、あるなしクイズとは あるなしクイズというのは、あるの方には、なしの方にはない共通点があるというクイズで、 その法則によって、難しいものから簡単なものまで作れるクイズです。 そして、解くのには、ひらめきが重要だと思います。 2、あるなしクイズの作り方 さて、多分これの本題だと思われる、あるなしクイズの作り方を説明します。 4パターンの法則+1個について書きましたので、是非読んでみてください。 あと、途中に3つ例題がありますので、良かったらそれも解いてみてください。 (1)文字の中に同じ部分がある物を作る。 実際にといてみると、よくその文字を見るだけで、その部分が分かる場合もあります。 作るのも簡単なので、簡単な問題に向いています。作り方は、 まず漢字字典で部首名で引いてその中から分かりづらそうなのを選ぶだけです。 (ただし、「月」の場合にくづきとつきに分かれるので、両方を調べます。) そのときに、「なし」のほうに間違ってその部分が入らないように注意してください。 特に、「日」などの、画数の少ない文字をあるの法則に使う場合は要注意です。 何回か「なし」のほうも確認してください。 例:あるなしクイズ第一回目をみてください。 (2)文字の中に同じような意味を持つものがある。 これは、(1)の応用編のようなもので、例えば、
今回はあるの方に四季(春夏秋冬)の文字が入っています。 (一度考えてみてから、反転させて見てください。) これは、(1)よりも難しいですが、その分作るのも大変です。 しかも、どうしても法則に使う文字が、複雑になってしまいます。 今回の場合「椿」というのは頭の片隅にあったのでよかったのですが、 「春」という部首は存在しないので、考えるのが大変です。 これは、少しでも例文を思いつけばいいのですが、つまづくと、 秋刀魚や甘夏のように、キーワードの漢字をそのまま使うことになる場合もあります。 これも、なしのほうに間違ってその部分が入らないように注意が必要です。 とくに、この法則を増やしてしまうと、チェックが大変になります。 (3)文字の中に同じような意味を持つ音がある。 (2)と似ていますが、大きく違うのは、(2)は、見た目の問題であることに対して、 (3)は、音に関する問題だということです。これのメリットとして、 漢字とカタカナを混ぜることなども出来て、 しかもかなり難しい問題が出来るということです。 第二回あるなしクイズでは、法則を先頭にそろえましたが、 これが、先頭以外のところにあると、さらに難易度が上がります。 でも、これを作るのはかなり大変です。 まず、これは漢字字典を引くわけにも行かないので、 ある程度の語彙力(ボキャブラリー)が必要です。 なので、僕のように語彙力の少ない人は、法則を先頭にそろえるという単純なことしか出来ません。 語彙力に自信のない人は、僕のように法則を先頭にそろえるか、 (こうすることによって、国語辞典という便利なものを使えます。) この法則を考えるのはあきらめた方がいいです。 それに、チェックが非常に大変です。 とくに、音名のように当てはまる文字が7個もあると、相当苦労します。 でも、作るのが難しい分だけ完成度も高くなるはずなので、 是非挑戦してみてください。 (4)ある文字をつけると、意味の通った言葉になる。 今までは、チェックがとても大変でしたが、これは結構楽なはずです。 でも、解こうとすると、ひらめかないと解けません。 なので、いきなり出されるとかなり難しいです。例えば、
今回は、あるの方に魚(うおへん)をつけると、魚の名前になります。 さと こい けい くじら ゆう まぐろ しゅう たい (里→鯉、京→鯨、有→鮪、周→鯛) (一度考えてみてから、反転させて見てください。) まず、ひらめかない限り、この手のあるなしクイズを解くのは、非常に難しいです。 多分これと同じような問題を僕が出されても、解く自信はあまりありません。 (もしもこれを反転させる前に解けた人はすごいです。) しかも、その部首などを決めて、あとは辞書を引くだけで出来ます。 なので、比較的簡単に作ることが出来ると思います。 この場合、なしのほうにも一度その決めた部首をつけてみることをお勧めします。 (5)おまけ 他にもあるかもしれませんが、僕には、これぐらいしか説明できません。 では、最後にどれにも当てはまらないと思われるあるなしクイズを一問出します。
正確に言うと、あるの方には、とある共通点があるということです。 ヒント:メモ帳などに貼り付けて、「ある」の例文を変換してみてください。 分からない人は、上のヒントを反転させてください。 答えは実はあるの例文は、すべてカタカナです。 (一度考えてみてから、反転させて見てください。) この問題はかなりひねくれているので、解けなくても問題ありません。 でも、このような問題を作るのも面白いので、是非やってみてください。 3、まとめ さて、いろいろな法則の例を書きましたが、どうでしたか? もしよろしければ、自分であるなしクイズを作ってみてください。 他にも、あるなしクイズに使える法則がありましたら、教えてください。 あと、振り仮名についてですが、お好みでつけてください。 (このようにRUBYタグを使用しないで振り仮名をつけるときには、 「<font size="1">かな</font><BR>仮名」 のように、font size="1"で振り仮名をつけてみてください。 スペースが不自然なときは、 (半角スペース)や (全角スペース)を使って、 なるべく見やすいようにしてみてください。 感想、意見などがありましたら、雑談掲示板に書いてください。 |