天秤パズル中級編解答


まず、4枚のコインをA,B,C,Dとします。

そして、Aを左側に乗せて、Bを右側に乗せます。

1、どちらかに傾いた場合

偽者は本物よりも軽いという仮定より、

右側に傾いた場合Aが偽者で、左側に傾いた場合Bが偽者です。

そして、残ったCを左側に乗せて、Dを右側に乗せます。

一回目で傾いたといたということより、

AとBは本物と偽者がそれぞれ1個ずつという場合しかありえません。

なので、残ったCとDも本物と偽者がそれぞれ1個ずつになります。

なので、必ずどちらかに傾きます。

そして、右側に傾いた場合Cが偽者で、左側に傾いた場合Dが偽者です。

3、つりあった場合

A=Bなので、この組み合わせは、二つとも偽者か、二つとも本物しかありえません。

よって残ったCとDも二つとも偽者か、二つとも本物のどちらかになります。

次にAを左側に乗せて、Cを右側に乗せます。

右側に傾いた場合A,Bが偽者で、左側に傾いた場合C,Dが偽者ということになります。

このようにすればどのような時も2回で偽者を特定することが出来ます。

証明終わり。


説明



これは偽者のコインが二つということで、

偽者のコインが一つの時と考え方が少し変わりますが、

ポイントは、最初に一つずつ天秤に乗せて比べるということです。

この方法は、他の天秤パズルにも応用できますので、

ここから下の問題を解く時には、覚えておいた方がいいです。

ただし、偽者のコインが2枚の天秤パズルはめずらしいので、

あまり活躍する場所はないかもしれません。

天秤パズルのページに戻る